治験について

■治験について

世の中には健康に生活している人がいる一方で、病気によって不自由な生活を余儀なくされている人もいます。
病気の改善や負担の軽減をする為にお薬を使用する訳ですが、もしそのお薬がこの世にまだ存在しなかったら、どうすればいいのでしょう?
もちろんお薬を創って、それを使用すればいい話ですが、そのお薬の効果や安全性を証明する為には「十数年」もの時間がかかってしまうのです。

『治験』というのは新しいお薬を創る為に健康な成人を対象にして、そのお薬を試して安全性と有効性を証明する事なのです。
具体的にはお薬を試した後に定期的な検査や採血を行い、その統計を製薬会社が厚生労働省に提出するのです。
治験で使用されるお薬は、厚生労働省が定めた安全性基準を十分に満たしており、人体に悪影響がないということを確認されたものです。
また国や製薬会社からの保障も完備しておりますので非常に安全ですので、ご安心下さい。

■謝礼金について

治験に参加して頂いた方には、治験施設所から『謝礼金』を受け取る事が出来ます。一般的に考えて高額な為、心配される方もいらっしゃいますが、
これは薬のリスクに対してお支払いをしている訳ではなく、貴重な時間を治験参加によって拘束されている為のお支払いです。
従って入院中の睡眠時間も謝礼金のお支払いの対象になっているからなのです。

謝礼金額の基準ですが、拘束時間を時給にして700円から800円になり、採血1回いくらとか検査によってこれも細かにわかれています。
よって1日に20000円から30000円くらいになります。治験期間も2泊3日から30日くらいのものまであり、だいたい1回の治験で3万円から60万円くらいになります。
当サイトでは試験日程ごとに、試験にご協力して頂いた際の、おおよその謝礼金額を記載しております。